櫻坂46 田村保乃初センターに想う。

先日、櫻坂46の３rdシングル「流れ弾」が発表された。
前作の「BAN」をもう一段ブーストアップしたような
ファストなナンバー。
赤と黒を基調にした衣装を着て踊り狂うメンバーたちが印象的
映像美が素晴らしい。

久しぶりに欅坂時代の池田監督が撮影している。
田村はそのセンターに立ち堂々とパフォーマンスをしている
そしてあの心を喪失したような表情。

これから彼女の売りになるのではないだろうか？

そしてこの表情はどこかで見たことがある。
そう、あの日、平手友梨奈が2019年紅白終わりで
メンバーに別れを告げた日。
平手に抱きしめられ恥ずかしそうにはにかむ田村が
耳元で絶望を告げられ虚構を見つめる。あの瞳だ。
どれほどの驚きだったかは想像に難くない。
ブログで平手に後ろから抱きしめられ満足そうな笑みを浮かべていた田村。

たぶん、相当に落ち込んだと想像できる。

長期に及んだと思っている

そして平手の正式な「脱退」が発表される。
メンバーたちの葛藤はドキュメンターで見ることができる

続けて改名が発表される。

新グループのセンターは誰なのか
小林、菅井、渡邊など1期生の名が上がる。

新規一転するなら二期生しかいない。
私は田村しかいないだろうと思っていた。

森田はカワイイけど背が足りない。
今まで153センチのセンターはいたけど（AKB大島優子）
150センチギリギリの子はいない
ステージ映えしないだろう。

あの日、平手から言葉ではない何かを託された
田村が欅坂を超える櫻坂の初代センターに適任だと思っていた。

しかし、新センターは森田が選ばれた。
何故だ？
答えは楽曲が発表されてすぐに分かった
欅坂とは違う世界観の歌詞。

あの「僕」はいなくなった。

そして「～じゃねえよ！」というチンピラ言葉で歌われる歌詞。
平手なら絶対にこの歌詞を歌わない。
なんでこの言葉使いなんですか？と秋元先生に詰め寄っただろう。
１０プーの世界観にも疑問を感じ撮影に穴を空けたのだから。

平手の想いを受け継いだ田村にもこの歌詞を

受け入れることはできなかったのではろうか？

黒い羊で平手の欅坂は完結したのだろう。

話を戻そう。

以前、書いたことがあるが洋楽ばかり（ハードロック系）聞いてきたので個人的に楽曲はメロディーとアレンジが重要で歌詞はそれほど気にならない。

しかし、櫻坂の表題曲の歌詞はチンピラ言葉を使うので逆に気になって感情移入ができない。特に女性ファンはこんな歌詞に共感できるのだろうか？と疑問に思う。

まあ元ヤンなら気にならないだろうが。

せっかく、雑誌モデルが増えて女性ファンが増えていたのに。
理佐推しは「こぼしてんじゃねーよ」で免疫があるだろうけど。
それも随分と昔。欅時代だ。

それとカラオケでの歌いやすさがなくなってきている。

BANから早口言葉大会のようである。

一聴して聞き取れない。口ずさみにくい。

欅時代の1st～4thの軍服四部作は

どの曲もAメロからサビメロまで歌いやすかった。
世界には愛し～か～な～い～♪なんて歌っていて清々しい気持ちになる。
二人セゾンなんて歌っていてサビで泣きそうになる。
どの曲も切なく。美しいメロデイーがあった。

櫻の表題曲はメロディーよりもノリを重視している。
5年後10年後人々が口ずさめる曲にしあがっているだろうか？

ちょうどこれを書き始めたときに日向坂の新曲が公開された
「ってか」タイトルからは想像もつかない良曲。
抜群に良いメロディーと素晴らしい良いアレンジ。

監督が欅で神MVを作った新宮監督

今回、カモメは飛んでいないようだ(笑)

振り付けはTAKAHIRO先生
まるで欅坂46のMVのようだ。
（人参はよくわからんが。）

最初のキメのポーズは厨二病感あふれる不協和音を彷彿させる。

見よ！この齋藤京子の勇姿を！！

これぞ欅坂46！！これぞ漢字欅！！！！！

AKBの親しみやすさと欅坂の勇壮さの絶妙な融合。

欅坂直系の遺伝子が爆発している日向坂

再生回数もあっという間に100万回を達成し現在217万回（9/18）

「流れ弾」を追い越した。

乃木坂の「君に叱られた」に追いつくのも時間の問題だ。

そして欅でも櫻でもできなかった乃木坂超えをする。

タイトル解禁やラジオ解禁をせずにじらしたMV解禁が功をそうした。

来年には坂道勢力図が大きく変わっているだろう。

乃木坂と日向坂がせめぎ合い、櫻坂は後塵を拝する。

予算配分も櫻坂より日向坂の方が多くなるだろう。

個人的には櫻坂にはこの曲のような路線を進んでほしかった。
かっこよくて良いメロディーで口ずさめる曲。

今の櫻坂の表題曲は攻めすぎ。

そんなに攻めなくていい。

空手でもそうだが
攻めすぎると脇が甘くなり隙が出る。

そして

３坂道が二か月で３曲の新曲を出すのも詰め込みすぎなのに
ここにきてAKB４８も１年半ぶりに新曲を出す。
もう潰しあいだ。

でもこの曲「根も葉もRUMOR」がまた良い曲。
ファンキーベースから始まるノリの良い軽快な曲。
センターはもうAKBにはこの人しかいない岡田奈々！
AKBの風紀委員長が坂道に真っ向勝負を挑む！

ダンスを真似しようと思ったら股関節やっちゃいそうになったよ（汗）

最後に

何をいまさらとおもうけど

1stシングルが「なぜ恋」なら状況は変わっていた。

再生回数が証明するようにこの抜群のポップソングは

販売枚数が70万枚を超えていたかも知れない

欅信者からはただのアイドルソングと批判されたかもしれないが

誰が聞いてもよい曲。カラオケで歌いたくなる曲。

（ノバフォは欅感を中途半端に残そうとしたことが裏目にでた）

そして2ndシングル「偶然の答え」で

乃木坂を射程距離に置くことも出来たはず。

ノバフォとBANをカプリングにしていれば

さすがは櫻坂！欅坂をリスペクトしたカップリングも神曲！と言われていただろう。

これは

すべては個人的な意見です。

え？流れ弾は嫌いなのかって。

大好きだよバカ野郎！最高にロックしているからな！！

田村保乃は最高の逸材だよ！！！